兄が兵隊に行く時の、風景を幼い私は
朧げに覚えていまして、呼び覚まされた感じで
残された、僕とお母さんの、悲しみは(苦労)
流れ出る涙が、止まりませんでした。

  • 終戦後、私学校帰り途中で兄が無事帰って来た事知り

家近く迄帰ると、干し物竿に、何やら兄の物らしき
リュックサックだったか、を見つけて、本当だと
嬉しく成った事、は忘れられない、出来事
私だけの、宝の思いでです